加齢や運動機会の減少などにより筋力やバランス機能が衰えてくると、無意識のうちに「歩幅が狭くなる」「小刻みに歩く」といった変化が表れやすくなります。こうした変化は、わずかな段差でのつまずきや転倒のリスクを高める原因となります。
安全で安定した歩行を取り戻すためのリハビリテーションでは、単に足を前に出すだけでなく、「後ろ足をしっかりと残して適切な歩幅を保つ」という意識付けが重要視されています。
しかし、リハビリ現場には「自分の動きを客観的に把握しにくい」という課題がありました。
〇 「他人の目」や「鏡」に頼るリハビリの限界
通常、歩行訓練において後ろ足が十分な角度まで残っているかを確認する方法は、主に次の2つに限られていました。
• 理学療法士などの専門スタッフに横から見てもらう
• 大きな鏡の前で自分の姿を確認しながら歩く
これらの方法は、「専門スタッフが付き添っていないと分からない」「鏡を見ようとすると歩行姿勢が崩れてしまう」といった課題がありました。
〇 ひとりでも良いフォームが身につく「歩行支援装置」
このような課題を解決するために、当社が開発したのが「歩行支援装置」です 。本装置(重量わずか60gの超軽量設計)を大腿部などに装着することで、足の動きをリアルタイムに測定し、設定した角度まで後ろ足がしっかりと残ると、「ピッ」という音でその瞬間に通知します。
〇 「音」によるフィードバックがもたらす効果
• 「他人の目」や「鏡」に頼ることなく、音が鳴ることで「今、設定した角度まで後ろ足が残せた」という事実を本人がリアルタイムに自覚できます。
• 動きを音で客観的に判断できるため、専門スタッフが付きっきりにならなくても、利用者様が一人で歩行訓練を行えます。
• また、目標の角度に達するたびに音が鳴るため、「できた!」という感覚がダイレクトに得られ、前向きにリハビリを続ける意欲を育みます。
• 装置は簡単な操作で角度をカスタマイズできるため 、お一人おひとりの身体の状態に合わせた無理のない角度設定が可能です。
〇 技術の力で、リハビリテーションをより自由に、確実に
名取製作所は、金属加工業ならではの精密なモノづくりの精神を活かし 、医療・福祉分野の皆さまをサポートしてまいります。
〇 ご提案
株式会社名取製作所では、導入をご検討中の施設様に向けて、デモ機の貸出を承っております 。 実際の歩行訓練や自主トレにおける使用感、リアルタイム通知の効果をぜひ現場でお試しください。
また、10月に開催される展示会に出展、本装置のデモを行う予定です。詳細は追ってお知らせいたします。
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