2026年2月、当社はフィリピンにあるHarmo社(現Natori Harmo Manufacturing 以下NHM)をグループ会社化いたしました。これにより2つの会社が一体となった「シナジー効果」が生まれています。
今回のコラムでは、両社の生産性がどのように向上し、それがどのようなメリットをもたらすのか解説します。
1. 技術の共有
NHM側で技術的な課題が発生した場合、日本側で状況を共有し、的確なアドバイスや技術指導を行う体制を整えています。日本側の経験や知識をリアルタイムで共有し、突発的なトラブルも未然、あるいは最小限に防ぎます。
2. 「システム・研修・教育」の共有による、日本品質の完全移植
創業75年で培った名取製作所の「品質」のノウハウが、仕組みとしてNHMと共有されています。
検査方法や検査のポイントを研修・教育するだけでなく、不良品を出さない仕組みづくりや業務フローを共有し、組織の壁を越えて品質向上を推進しています。
2026年4月には、NHMより3名が来日し、当社にて現場実務研修を実施いたしました。研修を通じ、NHMのメンバーは当社の製造体制から様々な点を学び、現地へと持ち帰り業務改善につなげています。以下はその一例です。
・ 標準作業の遵守: 製造品質を支える基本である「標準作業の徹底」と「個々の責任ある業務姿勢」の再認識。
・ 組織的な連携とコミュニケーション: 担当範囲に留まらない相互支援と、柔軟なチームワークによる組織力の強化。
・ 継続的改善の組織風土: 現状維持に満足せず、日々の改善活動を継続する当社の組織文化の吸収。
今後も国を越えた“名取製作所” グループとして、各拠点の強みを融合させながら、製造品質のさらなる向上を実現してまいります。
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