取り扱い材料

用途に合わせた様々な金属の加工が可能です。
加工が難しいとされている純チタンやチタン合金も取り扱っています。

1. チタン

純チタン
純チタンは、金属の中でも非常に軽量でありながら耐久性があり、比強度が高い素材です。加えて耐食性や耐熱性、低熱伝導率を持ち、さらには生体適合性が高いという優れた特性を多く有しています。
これらの特性は同時に、チタンを加工する際の難易度を高めています。名取製作所が持つ加工技術で、お客様のニーズに合った製品の製作が可能です。

チタン合金
チタン合金は、純チタンに比べ更に強度が上がります。また、異なる金属との合金化により、特定の特性を強化したり、加工性を改善したりすることも可能です。その一方で、純チタンに比べて加工が複雑である場合があります。名取製作所は、一般に加工が難しいため敬遠されてしまうチタン合金などの難加工材も取り扱っています。

2. 硬鋼材硬鋼線

硬鋼材や硬鋼線は、その材質の機能性の高さから多くの産業で使われていますが、硬い反面粘り強さが弱く伸びにくい素材です。
名取製作所にはコイルの状態から直接加工し、美しい三次元形状に曲げていく技術があります。

3. ステンレス材

ステンレス材の最大の特徴は錆びない点です。 また、強度が高く熱伝導率が低いという特徴もあります。 一方、摺動性が悪かったり、曲げ加工時に硬化してしまったりするなど、設計や加工に注意が必要です。
名取製作所では、ステンレス材の加工も得意としています。

4. インコネル

インコネルは、耐熱性、耐蝕性、耐酸化性といった高温化での特性に優れている超耐熱合金です。難削材に分類され、最も切削加工が難しい合金の一つですが、名取製作所にはインコネルの加工も可能な優れた技術があります。

その他

様々な金属材のお取り扱いが可能です。